ニンジャブラストはコンパクトさとパワフルな使い心地が魅力のミキサーですが、実際に使い続けてみると「パッキンの汚れが落ちにくい」「カップのニオイが気になる」「毎日の洗浄が意外と大変」といった悩みを抱える方が少なくありません。
とくにスムージーやプロテインなど、糖分や色素が多いドリンクを作ることが多いほど、汚れが残りやすく、しっかりケアしなければ清潔な状態を保つのが難しくなります。
そこで役立つのが、“ニンジャブラストと相性の良いお手入れアイテム”の活用です。
専用ブラシや乾燥スタンドなどを取り入れることで、手間をかけずに洗浄の質を高め、ニオイ・色移り・乾燥不足といったトラブルを防ぎやすくなります。
このページでは、毎日の作業をラクにし、ニンジャブラストを長く快適に使い続けるための便利グッズを厳選して紹介します。
お手入れに悩んでいる方はもちろん、これから買う方にも役立つ情報をまとめました。
ニンジャブラストをより快適に使うためには、便利グッズの活用だけでなく、正しい洗い方や分解手順をしっかり押さえておくことも大切です。
もし「基本の洗浄方法やパーツごとの注意点もしっかり知りたい」という場合は、こちらでBC151Jの洗い方を詳しくまとめています。
分解手順・食洗器対応パーツ・ニオイ対策まで網羅的に解説しているので、今回の記事と合わせてチェックしてみてください。
ニンジャブラストのお手入れが難しい理由
ニンジャブラストは、サイズ感や機能性のバランスが良く、日常使いにぴったりのミキサーですが、その一方で構造上の特徴から“汚れや水分が残りやすい”という弱点があります。
特にパッキンやキャップの溝、刃ユニットの付け根、カップの底面にある細かな角などは、少量の汚れでも留まりやすく、気づかないうちにニオイや色移りの原因へとつながることがあります。
糖分や繊維質の多いスムージー・野菜ジュース・プロテインを作ることが多いミキサーだからこそ、放置すると固まって落ちにくくなるのも特徴です。
さらに、洗った後の乾燥方法も重要で、パーツによっては乾きにくい形状のため、水気が残ったまま収納してしまうとニオイが発生しやすくなります。
こうしたメンテナンス性の課題を効率的に解消してくれるのが、専用のお手入れアイテムの活用です。
正しい洗い方と便利グッズを組み合わせることで、毎日の負担が大幅に軽減され、ニンジャブラストをより快適に長持ちさせられます。
お手入れをラクにする便利グッズ【厳選7選】
ここでは、ニンジャブラストのお手入れと相性が良い便利グッズを厳選して紹介します。
実際のお手入れシーンで役立つアイテムばかりで、洗浄・乾燥・ニオイ対策といったミキサー特有の課題をまとめて解決できます。
① パッキン・溝を洗いやすくする「細長ブラシ」
パッキン裏やキャップの溝は、肉眼で見えにくい汚れが残りやすい部分です。
指や普通のスポンジでは届きにくいため、細長ブラシがあるとお手入れの質が一気に変わります。
毛先が細くしなやかなブラシなら、パッキンの角やカップ底の凹凸部分にスッと入り込み、こびりつきやヌルつきを軽減できます。
また、持ち手が長いタイプを選べば、ボトル上部から底に向かって無理なく洗浄できるため、力を入れずに効率よく仕上げられるのが魅力です。
● サンコーブラシペットボトル洗い
→ 溝の奥まで届きやすく、硬さも丁度いい万能タイプ。
● 無印良品 隙間掃除シリーズ「ブラシ」
→ 毛先が細くて柔らかく、パッキン裏にピンポイントで刺さる。
② 刃ユニットの汚れを落とす「やわらかブラシ」
刃ユニットは安全にお手入れするための工夫が必要です。
金属ブラシや硬いスポンジを使用すると、刃を傷つけたり欠けさせたりする恐れがあるため、やわらか素材のブラシが最適。
特に曲がった毛先のブラシや、刃の裏側に届く角度付きのものなら、複雑な形状の刃まわりでもスムーズに洗えます。
手を直接刃に触れなくても良い設計のブラシを選ぶことで、安全性も大幅に向上します。
洗浄のしやすさと安全性を両立できるため、初心者にもおすすめです。
● 山崎実業 ボトルクリーナー
→ 細い隙間にも入りやすい+柔らかいから刃を守れる。
③ ニオイ・色移り対策に「酸素系漂白剤」
スムージーの果物、野菜ジュースの繊維、プロテインの成分などは、ニオイや色素がパーツに残りやすく、通常の手洗いだけでは取りきれないことがあります。
そんな時に頼りになるのが酸素系漂白剤です。
40〜50℃ほどのぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、パーツを15〜30分浸けておくだけで、気になるニオイや色移りがスムーズにリセットできます。
特に週1回のルーティンとして行うと、清潔な状態を保ちやすくなります。
使用後のすすぎを丁寧に行うことで、仕上がりもより快適になります。
● オキシクリーン(酸素系漂白剤)
→ 代表格。パーツの浸け置きに最強。
● シャボン玉 酸素系漂白剤
→ 無添加で安心派におすすめ。
④ 手早く乾燥できる「ボトル乾燥スタンド」
ニンジャブラストのお手入れで見落としがちなのが“乾燥工程”。
乾燥不足はニオイの原因になりやすく、カビや水分残りによるトラブルにもつながります。そこで便利なのがボトル乾燥スタンドです。
カップやパーツを逆さにセットするだけで水切れがよくなり、空気の通り道が確保されるため乾燥スピードが大幅にアップします。
100均から専用のものまで種類が豊富で、キッチンのスペースに合わせた選択が可能です。
乾燥の質を高めたい方には必須のアイテムと言えます。
● 山崎実業 tower ボトル乾燥スタンド
→ 安定感が抜群で、逆さ干しに最適。
● KEYUCA(ケユカ)ボトルスタンド
→ シンプルで倒れにくい。キッチンに馴染むデザイン。
⑤ 食洗器で小物を洗う「小物洗いバスケット」
食洗器を使う場合、小さなパーツは水圧の影響で動きやすく、他の食器にぶつかってしまうことがあります。
小物洗いバスケットにまとめて入れておけばパーツがしっかり固定され、安心して食洗器に任せられます。
パッキンやキャップのような紛失しやすいパーツも管理しやすくなり、洗浄の時間も短縮できます。
また、サイズ違いを使い分けることで、より効率的に複数のパーツを洗えるようになり便利です。
● NAMOARLY 食器洗い機用ステンレス製バスケット
→ パッキン・キャップをまとめて洗える。
● ダイソー 食洗機対応 小物ケース
→ 100均ながら十分使えるコスパ最強アイテム。
⑥ 置くだけで乾燥をサポートする「珪藻土マット」
珪藻土マットは、吸水性の高さが魅力の便利グッズです。
濡れたパーツを置くだけで水分を素早く吸い取ってくれるため、乾燥時間を短縮できます。
特に複数のパーツを一度に乾かしたいときに便利で、キッチン作業の時短にも貢献します。
ミニサイズの珪藻土マットなら、ボトル乾燥スタンドと併用しても邪魔にならず、コンパクトなキッチンでも使いやすいのが嬉しいポイントです。
● 山崎実業 tower 珪藻土トレー
→水切れが早い。
● soil(ソイル)珪藻土コースター・トレー
→ 高級感があり吸水力がとにかく強い。
⑦ 外出先でも使える「携帯用ミニブラシ」
ニンジャブラストはコードレスで持ち運びしやすいのが強みですが、外出先や旅行先で洗浄に困ることがあります。そんな場面で活躍するのが携帯用ミニブラシです。
小型ながら溝やパッキンの裏にも使いやすい設計で、外出先で軽く洗浄したいときにぴったり。
使用後に水ですすぐだけで使い心地が保てるため、衛生的にも安心です。
ひとつバッグに入れておくだけで、どこでも快適に使える心強いアイテムです。
● 無印良品 携帯用歯ブラシ(ケース付き)
→ スリムで持ち運びしやすく、溝洗いに使える。
● ダイソー 携帯ブラシ(小サイズ)
→ カフェや外出先で軽く洗いたい時に便利。
便利アイテムを使ったおすすめお手入れルーティン
ここでは、今回紹介した便利グッズを組み合わせて行う、効率の良いお手入れ方法を紹介します。
まず、使用後すぐにぬるま湯で全体を軽くすすぎ、細長ブラシでパッキンや溝部分をサッと洗います。その後は、乾燥スタンドに逆さまにして置き、水切れを良くしながら自然乾燥させます。
週に1回は酸素系漂白剤での浸け置きを取り入れ、気になるニオイや色移りをリセットするとさらに効果的です。
こうしたルーティンを続けることで、日々のストレスを軽減しながら、いつでも気持ちよく使える状態を保てます。
まとめ
ニンジャブラストは日常的に使いやすい一方、細かいパーツが多く“汚れや水分が残りやすい”という特性があります。しかし、適した便利グッズを取り入れることで洗浄・乾燥・ニオイ対策が一気に効率化され、清潔な状態を簡単に保ちやすくなります。細長ブラシで溝の洗い残しを防ぎ、やわらかブラシで刃を安全に洗い、乾燥スタンドや珪藻土マットで乾きにくいパーツをしっかり乾燥。さらに、酸素系漂白剤を週1回取り入れれば、ニオイや色移りのリセットも万全です。便利アイテムを上手に取り入れたお手入れルーティンを習慣化することで、ニンジャブラストを長く衛生的に使え、毎日のスムージー作りもより快適に。時間の節約にもつながり、ミキサーの寿命を延ばす効果も期待できます。気になるアイテムがあれば、ぜひ日々のケアに取り入れてみてください。
