ニンジャブラスト(BC151J)は、スムージーやプロテイン作りに便利なコードレスミキサーですが、「正しい洗い方がわからない」「どこまで分解していいの?」「すぐニオイがつく…」といった悩みを抱える人がとても多いアイテムです。
特に、刃の部分やパッキン周りは構造が細かく、洗い残しが起こりやすい場所。さらに食洗器で洗えるパーツ・洗えないパーツが存在するため、誤った方法でお手入れを続けると故障リスクにつながることもあります。
そこでこの記事では、ニンジャブラストの洗い方を“はじめての人でも間違えずにできるように”手順付きでわかりやすく解説します。
分解できるパーツの見分け方、食洗器対応の可否、乾燥のコツ、ニオイ対策、やってはいけないNG行為など、知っておくと便利な情報をまとめました。
毎日快適に使うためのポイントを押さえて、ニンジャブラストを長く清潔に保ちましょう。
ニンジャブラスト(BC151J)の洗い方で悩む人が多い理由
ニンジャブラストはコンパクトで使いやすく、スムージーやプロテインドリンクを日常的に楽しめる便利なミキサーですが、その構造上「どこまで分解できるの?」「洗い方が合っているのか不安」と感じるユーザーが非常に多いアイテムです。
特に、刃の裏側やパッキン周りは汚れが溜まりやすいため、しっかり洗えていないとニオイや雑菌の繁殖につながるケースもあります。
また、ninjaシリーズ共通で本体が電子部品を含むため、「どの部分が水に弱いのか」「洗ってはいけない箇所はあるのか」を正しく理解していないと、故障リスクを高めてしまうことも少なくありません。ここでは、初心者でも安心して洗えるよう、注意点やポイントを具体例を交えながら詳しく解説します。
ミキサー特有の構造で汚れが残りやすい
ミキサーは高速回転する刃で食材を細かく粉砕するため、液体がカップ内側に強く当たって飛び散ります。
その結果、飲み口やフタの溝、刃の付け根部分には細かい繊維や果肉が入り込みやすく、見た目ではわからない汚れが蓄積することがあります。
さらにスムージーの材料としてよく使われるバナナやほうれん草は乾くとこびりつき、通常のすすぎでは落ちにくくなる傾向があるため、こまめな洗浄が必要です。
本体と刃の扱いに迷いやすいポイント
刃ユニットは鋭利な形状で、誤った持ち方をすると指を切る危険があります。
さらに本体部分にはモーターや電子部品が内蔵されているため、雑に洗うと浸水して故障につながる可能性があります。
それらの理由から「どの部分を直接洗っていいのか」「水がかかるのはどの程度まで許されるのか」判断がつきにくく、不安を感じるユーザーが多いのです。
ninjaシリーズ共通の注意点(コードレスモデル含む)
ninjaシリーズ全体に共通して、本体の水洗いは禁止されています。
また、コードレスモデルの場合は充電端子を濡らしてしまうと通電不良につながるため、キッチン周りで水滴が跳ねる環境では特に注意が必要です。
さらに、どのモデルにも共通してパッキンの裏側に汚れが溜まりやすいため、週1回は分解洗浄を行うことで清潔を保てます。
まずは分解!ニンジャブラストのパーツ一覧と扱い方
ニンジャブラストを正しく洗うには、まずパーツの構造を理解し、どこまで外せるかを知っておくことが欠かせません。
意外と「ここまで外せるの?」と驚くほど分解可能な部分が多いため、正しく扱えば細部まで清潔を保つことができます。
分解できるパーツ
・カップ:食材が最も触れる部分で、臭いや色移りが起きやすいパーツ。
・刃ユニット:取り外して洗える設計で、付け根の汚れを落としやすい。
・飲み口キャップ:溝が多いため、こまめな洗浄が必要。
・パッキン類:ミキサー全般で最も汚れが溜まりやすく、外して洗うのが理想的。
これらはすべて完全に水洗い可能で、毎回丁寧に洗うことで清潔が保てます。
分解できないパーツ
・本体(モーター部):電子部品が内蔵されており、絶対に水に触れてはいけません。
・充電端子:水滴が触れるだけで故障の原因になることがあります。
本体は基本的に濡れた布で軽く拭く程度に留め、洗剤を使って洗うことは避けてください。
刃の取り扱いの注意点
刃ユニットは鋭く、持つときは外側のプラスチック部分をつまむように扱います。
また、刃の裏側は油汚れが溜まりやすいため、柔らかいスポンジやシリコンブラシで優しくこすると安全です。
ニンジャブラストの正しい洗い方
ここでは、使用後すぐにできる簡単な洗い方から、しっかり洗浄するフルケアまで、日常的に実践しやすい方法を詳しく紹介します。
手軽さと安全性を両立しつつ、最も汚れが残りやすい部分を効率的に洗える手順です。
使用後すぐに行う「クイック洗浄」
- カップに40℃程度のぬるま湯を半分ほど入れます。
- 食器用洗剤を1滴入れ、軽く回すように馴染ませます。
- フタを閉め、刃が回らないよう数秒振り洗いするか、軽い撹拌を行います。
- 洗い終わったら水でしっかりすすぎ、汚れが残っていないか確認します。
この工程だけでも大半の汚れが落ち、こびりつきを予防できます。
しっかり洗い(10分以内で完了)
・カップ内部はスポンジを使って丁寧に磨き、底の丸み部分もしっかり洗います。
・刃ユニットは外側を中心に流水で洗い、溝に残った汚れはブラシで優しくかき出します。
・キャップは分解して、小さなブラシで縁や溝を念入りに洗うと清潔さが長続きします。
毎日の積み重ねで、快適に使い続けられます。

細かい部分の汚れを落とすコツ
パッキンの裏側は、見た目ではわかりにくい汚れが意外と溜まっています。
週1回ほど取り外し、ぬるま湯と食器用洗剤で優しく洗うことで、ニオイや黒ずみの予防につながります。
また、細いブラシや竹串に布を巻き付けたものも有効です。
におい・茶渋・油の除去テクニック
・重曹+ぬるま湯の浸け置きは特に効果的で、1時間ほどの浸け置きで大半のニオイが解消します。
・酸素系漂白剤を薄めて使うと、色移りや黒ずみにも効果があります。
・レモン汁またはクエン酸を少量加えて撹拌する方法は、自然な香りで仕上がりもスッキリします。
料理用途が多い家庭では特に活躍する方法です。
食洗器で洗えるパーツは?|公式情報をもとに解説
食洗器に対応するパーツを知っておくことで、日常のお手入れがより楽になります。
ただし、どのパーツでも安心して入れられるわけではないため、注意点と併せて詳しく見ていきましょう。
食洗器OKのパーツ
・カップ:高温に強い素材で作られているため安心して洗えます。
・刃ユニット:上段であれば安全に洗える設計です。
・キャップ類:溝に水が溜まりやすいため、洗った後はしっかり乾燥させてください。

食洗器NGのパーツ
以下のパーツは絶対に食洗器に入れてはいけません。
故障の原因になる可能性があります。
・本体(モーター部):ニンジャブラストの心臓部であり、電子基板やモーターが内蔵されています。高温の蒸気や水分が浸入すると故障につながるため、食洗器はもちろん、直接水洗いも厳禁です。
・充電端子部分:コードレスモデルの場合、充電端子に水滴が付着すると通電不良が起こる可能性があります。水はもちろん、蒸気が触れることも避ける必要があります。
食洗器を使うときの注意点
食洗器対応パーツであっても、より安全に長く使うためにはいくつかの注意ポイントがあります。
・高温モードを避ける:乾燥モードや高温すすぎはプラスチックが変形するリスクがあるため、通常モードで洗うのがおすすめです。
・軽いパーツは飛ばされないように配置:カップやキャップは軽量のため、水圧で動く可能性があります。倒れないようしっかり固定しましょう。
・刃ユニットは必ず上段へ:高温が当たりやすい下段に置くと変形や劣化の原因となるため、上段が安全です。
・洗浄後はしっかり乾燥させる:溝に水分が残るとカビやニオイの原因になるため、自然乾燥でしっかり乾かすことが重要です。
やってはいけないNG行為|故障・臭いの原因になるパターン
ニンジャブラストを長く安全かつ衛生的に使い続けるためには、正しい洗浄方法を知るだけでなく、“やってはいけないNG行為”を明確に理解しておくことがとても重要です。
特に、便利さゆえに毎日使う人が多いミキサーは、不注意による扱い方のミスがそのまま故障や劣化につながるケースも珍しくありません。
ここでは、初心者がついやってしまいがちな危険行為から、見落としがちな細かなポイントまで、より深く丁寧に解説していきます。
なぜそれがNGなのか、具体的な理由を知ることで、日々のお手入れに安心感が生まれ、ニンジャブラストをより長く清潔に保つことができます。
本体を水に浸けるのはNG
本体部分にはモーターや電子基板など、水に非常に弱い精密な部品が内蔵されています。
そのため、たとえ短時間であっても水に触れることで内部に浸水し、ショートや動作不良の原因となる危険性があります。
特にシンクに置いたまま、水が跳ねてかかってしまったり、濡れた手で不用意に触ったりするだけでもリスクはゼロではありません。
使用後の汚れが気になる場合は、硬く絞った柔らかい布で表面を優しく拭く程度にとどめ、決して流水に当てたり丸洗いしたりしないよう徹底しましょう。
また、うっかり濡らしてしまった場合は電源を入れず、完全に乾くまで十分に時間を置くことが重要です。
強アルカリ系洗剤の使用
市販されている強アルカリ性の洗剤は、油汚れを強力に落とす反面、ニンジャブラストのパーツに使われているプラスチック素材やパッキンを大きく傷めてしまう可能性があります。
強い成分が素材表面を劣化させ、微細なひび割れや変形を引き起こすことで密閉性が低下し、液漏れやパッキンのゆるみにつながるケースもあります。
また、刃ユニットまわりの金属部分に影響が出ることもあり、長期的な耐久性が損なわれる危険性があります。
こうしたリスクを避けるためにも、基本的には中性洗剤を使用し、どうしても汚れが落ちにくい場合は重曹や酸素系漂白剤など、素材にやさしい洗浄方法を選択することが最も安心できるメンテナンス方法です。
刃が欠ける洗い方
刃ユニットは高速で食材を粉砕できるよう非常に鋭利に作られているため、ちょっとした扱いの違いでもダメージを受けやすい繊細なパーツです。
例えば、金属ブラシや硬さの強いスポンジを使って力任せにこすってしまうと、摩擦によって刃先が欠けたり、細かい傷がついたりする可能性が高まります。
刃が欠けてしまうと切れ味が大きく低下するだけでなく、食材が均一に混ざらなくなるなど性能面での影響も表れます。
また、細かい傷が増えることで汚れがその溝に入り込みやすくなり、洗っても落ちにくくなるため衛生面の問題も発生します。
傷に入り込んだ汚れは目に見えない汚れやニオイのもとが繁殖しやすく、ニオイの原因にもなるため、長期的にみても刃の状態を良好に保つことは非常に重要です。
さらに、刃先が欠けた状態で使用を続けると、食材に金属片が混入するリスクもわずかにあるため、安全性の観点からも避けたい扱い方です。
刃を洗う際は柔らかいスポンジを使い、外側をつまむように持って優しく洗うことが最も安全で効果的な方法です。
乾燥不足によるニオイ発生
洗ったあとに内部に水滴が残ったままフタを閉めてしまうと、残った水分が温かい室内環境で目に見えない汚れやニオイのもとの繁殖を一気に促進し、強い嫌なニオイの原因になってしまいます。
とくにニンジャブラストのパッキン部分は構造上どうしても乾きにくく、わずかな水気でも放置すると目に見えない汚れやニオイのもとが繁殖しやすい“温床”になりがちです。
また、湿った状態で密閉されることで湿気がこもり、カビが発生するリスクも高まります。
こうしたトラブルは、一度発生すると洗ってもすぐには取れず、ニオイ残りが慢性化するケースもあります。
これを防ぐためには、使用後にしっかり自然乾燥させることを習慣にし、できれば逆さにして水分をしっかり切る、棚に立てかけて通気性を良くするなど乾燥環境を整える工夫が大切です。
可能であれば乾燥スタンドを使ったり、キッチンペーパーで軽く水分を吸い取ってから乾かすことで、より早く衛生的な状態を保つことができます。
ニンジャ ミキサーシリーズ共通の洗浄ポイント(ninja全般対応)
ninjaシリーズのミキサーはモデルによって細部が異なるものの、洗浄に関する基本的なポイントは共通しています。
日常的に実践することで、どのモデルでも長く清潔に保てます。
汚れが溜まりやすい場所
・パッキンの裏側
・飲み口キャップの溝
・刃ユニットの付け根
これらは見た目にはわかりにくくても、実際には汚れが最も溜まりやすい部分です。
週に1回は分解洗浄をすることで、ニオイやカビの発生を防げます。
コードレスモデルの洗い方の注意点
コードレスモデルは充電端子があるため、とくに水濡れには注意が必要です。
キッチンのシンク周りで洗浄する場合は、水はねに注意し、洗浄中は本体をできるだけ遠ざけて扱いましょう。
他モデルでも使えるメンテナンス方法
ninjaシリーズ全体に共通して、使用後すぐの「すすぎ洗い」、週1回の「分解洗浄」、そして「完全乾燥」が長持ちの秘訣です。
モデルに関係なく、これらを守ることでパーツの劣化を防ぎ、衛生的に使い続けられます。
故障を防ぐためのメンテナンス習慣
毎日の軽いケア
使用後すぐにぬるま湯ですすぐだけでも、細かい汚れの固着を防げます。
特にスムージーのように糖分が多いドリンクを作ったあとは、乾くとこびりつきやすいため即時のすすぎが効果的です。
週1の分解ケア
パッキンやキャップ部分は週に1度丁寧に分解して洗うと、目に見えない汚れやニオイのもとや黒ずみの防止につながります。
ブラシや重曹を組み合わせれば、さらに衛生的な状態を保てます。
長持ちさせる保管方法
洗浄後は、完全に乾いてからフタを外した状態で保管することが理想です。
湿気が残らないため、カビやニオイを防ぎ、快適に使い続けられます。
よくある質問(FAQ)
刃は外せますか?安全に洗うコツは?
刃ユニットは取り外し可能で、水洗いにも対応しています。
ただし刃は鋭利なため、持つ位置に十分注意し、外側のプラスチック部分を持つようにすると安全です。
本体を濡らしてしまったらどうすればいい?
もし本体に水がかかった場合はすぐに乾いた布で拭き、完全に乾燥するまで使用しないでください。
内部に水が入った可能性がある場合は、使用を中止することをおすすめします。
においが取れない場合の最終手段
重曹やクエン酸、酸素系漂白剤を使った浸け置きは非常に効果的です。
特にパッキン部分は臭いの温床になりやすいため、定期的な浸け置きを行うとしつこいニオイもスッキリ取れます。
特に夏場や湿気が多い季節はニオイが発生しやすいため、月に1〜2回の浸け置きを習慣にするのがおすすめです。
どの洗剤が一番向いている?
基本的には中性洗剤を使うのが最も安全で、素材を傷めにくい方法です。
香り付きの洗剤はニオイが残ることがあるため、無香料タイプを選ぶと仕上がりがよりクリアになります。
油汚れや色移りが気になる場合には、重曹や酸素系漂白剤を併用することで効果がアップし、短時間で落とせるようになります。
まとめ|ニンジャブラストは正しい洗い方で長く清潔に使える
ニンジャブラスト(BC151J)は、パワフルな使い心地と携帯性に優れた便利なミキサーですが、毎日清潔に使い続けるためにはパーツごとの正しい洗い方を知っておくことが欠かせません。
食洗器対応パーツを活用すれば日々の負担も減り、洗い残しによるニオイや汚れの蓄積も防げます。
また、避けるべきNG行為を理解しておくことで故障リスクを減らし、長く快適に使える状態を保てます。
定期的なメンテナンスと完全乾燥を心がけ、ニンジャブラストをより安心して使いこなしてください。

