2025年5月、三菱電機から最新の衣類乾燥除湿機「サラリPro」MJ-P180YXが登場しました。これは従来モデルであるMJ-P180WXの後継機種にあたります。
MJ-P180WXは2023年の春に発売されたモデルで、多くの家庭で活躍してきましたが、今回の新製品の登場により、型落ちとして取り扱われるようになりました。
一見すると両者の外観やスペックには大きな違いが見受けられません。
サイズや除湿性能、基本機能はほぼ共通しており、「どこが進化したの?」と思う方も多いかもしれません。
ですが、細かく見ていくと、見過ごせない改善点が存在するのです。
この記事では、新型MJ-P180YXと旧型MJ-P180WXを比較し、どのような点に違いがあるのかを丁寧に解説していきます。
特に注目すべきは、抗菌加工の有無とその影響、そして価格面での大きな差異です。
さらに、それぞれのモデルがどんなライフスタイルに合っているのか、どのような家庭に向いているのかについても詳しくご紹介します。購入の決め手となるようなポイントをわかりやすくまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
\この記事を読むとこんなことがわかります/
・どちらのモデルに抗菌加工が施されているか
・なぜ約3万円の価格差が生じているのか
・自分にとって最適なモデルの選び方と判断基準
【ポイントまとめ】
- MJ-P180YXにはタンク・排水ふたに抗菌加工あり
- 価格差は約3万円
- 衛生面重視なら新型、コスパ優先なら旧型がおすすめ
MJ-P180YX(新型)新機能搭載!後悔しない一台はこちらから
▼ MJ-P180WX(旧型)除湿力そのまま、価格はお手頃!

新型MJ-P180YXと旧型MJ-P180WXの違いをチェック!
比較項目 | MJ-P180YX(新型) | MJ-P180WX(旧型) |
---|---|---|
抗菌仕様 | あり(タンク・排水ふた) | なし |
価格(税込) | 約73,480円 | 約40,920円 |
抗菌加工の有無は、MJ-P180YXとMJ-P180WXを分ける中で最も注目すべきポイントです。
特に、タンクや排水周辺など水分が多くたまりがちな箇所に抗菌処理が施されているかどうかは、日常的な衛生管理に直結する重要な要素です。
除湿器は一度使い始めると毎日のように稼働させる家電なので、こうした機能の有無が長く使う中で大きな差を生む可能性があります。
タンクに水がたまると、雑菌の繁殖やカビのリスクも高まりやすくなります。
MJ-P180YXにはこのリスクを軽減するための抗菌加工が備えられており、清潔に保ちやすい設計となっているのが魅力です。
特に、ペットのいる家庭や小さなお子さんがいるご家庭では、こうした配慮があることでより安心して使い続けることができるでしょう。
一方で、除湿能力や基本的な運転性能については両モデルともほぼ同等。
そのため、抗菌仕様にそこまでこだわらないという方にとっては、価格が大きく抑えられている旧型MJ-P180WXを選ぶのは非常に理にかなった選択肢と言えます。
抗菌加工に魅力を感じるかどうかが、どちらを選ぶかの大きな分かれ道になりそうです。
共通スペックを確認!実は中身はほぼ同じ
項目 | MJ-P180YX | MJ-P180WX |
---|---|---|
除湿方式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 |
除湿能力 | 18L(60Hz) | 18L(60Hz) |
対応畳数 | 最大45畳 | 最大45畳 |
タンク容量 | 4.7L | 4.7L |
運転音(強/弱) | 46/38dB | 46/38dB |
サイズ | 594×372×281mm | 同上 |
重量 | 15.2kg | 同上 |
スペック表を確認すると、MJ-P180YXとMJ-P180WXの間には性能面での明確な差異はほとんど見つかりません。
除湿方式はどちらもコンプレッサー式で、1日あたりの除湿量も18L(60Hz時)と同じ。
対応畳数も最大45畳と広く、リビングから寝室、脱衣所まで幅広く活躍できる仕様です。
さらに、タンク容量や運転音、サイズ、重量、そして電源コードの長さなども共通しており、実際の使用感において大きな差を感じることはほとんどないと考えられます。
外観デザインについても、ほぼ同一のフォルムとカラーを採用しており、並べて比較しないと見分けがつかないほどの類似性があります。
そのため、「基本性能が同じなら価格の安い方で十分」と感じる方にとっては、型落ちモデルでも満足のいく使い心地を得られることでしょう。
逆に言えば、見た目やスペックにこだわりがなければ、価格面を重視して選ぶことも十分可能な構成になっています。
両モデルに共通するうれしい機能たち
18L/日の高除湿力:
1日あたり最大18Lの水分を除去できるため、リビングルームや寝室はもちろん、湿気がこもりやすい浴室やクローゼットなどの空間にも十分対応可能です。
これ1台で家中の湿気対策ができる安心感があります。
上向き送風設計:
風が真上に向かって吹き出す構造になっており、部屋干しの洗濯物の上部までしっかりと風が届きます。
洗濯物の乾きムラが少なく、短時間で効率的に乾燥できるため、梅雨時や冬の室内干しにも大活躍します。
自動霜取り機能:
冷却器に霜がついても自動で霜取りを行ってくれるため、除湿の停止時間が最小限に抑えられます。
寒い季節でも安定して運転を継続できるので、1年を通して快適に使えるのが特長です。
1℃から稼働可能:
室温が1℃という厳しい環境下でも問題なく運転が可能な設計となっているため、冬の冷え込みが厳しい地域や、北側の脱衣所・物置など、一般的な除湿器では使いにくい場所でもしっかりと活躍してくれます。
静音モード搭載:
最大運転時でも46dB、静音モードではさらに静かになるため、夜間や家族が寝ている時間帯でも気兼ねなく使用可能です。
「夜干しモード」を併用すれば、就寝前にスイッチを入れて朝には衣類がカラッと仕上がる快適な生活も実現できます。
内部乾燥機能:
運転終了後に内部をしっかりと乾燥させる機能が備わっており、内部に湿気を残さず清潔な状態をキープできます。
カビやニオイの発生を抑えることで、お手入れの手間を減らし、長期間快適に使用することができます。
キャスター&3mコード:
4方向自在に動かせるキャスターと長さ3mの電源コードにより、使いたい場所への移動もストレスなくスムーズ。
部屋のレイアウト変更時や掃除の際にも、手軽に動かせる利便性が好評です。
口コミでわかる!それぞれのモデルの実力
MJ-P180YX(新型)
2025年発売のMJ-P180YXは登場して間もないため、現在のところユーザーレビューはまだ多くはありません。
しかし、限られた声の中でも特に注目されているのが、タンクや排水口まわりに施された抗菌加工です。
この仕様に対して、「安心して使える」「清潔さに配慮されているのがうれしい」といった評価が見受けられます。
また、レビューの中には「子どもがいる家庭でも使いやすくて助かる」「ペットを飼っているので衛生面は重要視している」といった、家庭内の衛生に敏感な層からの信頼の声も寄せられています。
特に育児中の家庭では、赤ちゃんの衣類やタオルを部屋干しする機会も多いため、除湿器の清潔性がより重要視されているようです。
今後さらに使用者が増えることで、実際の使い勝手や耐久性、メンテナンス性などについての詳細な口コミが充実していくことが期待されますが、現時点でも「新型らしい安心感」を求める方には好意的に受け入れられているモデルです。
▼実際に使った人の声をもっと知りたい方はこちら
MJ-P180WX(旧型)
- 「湿気がすぐ取れて空気が快適に」
- 「洗濯物がすぐ乾いて家事がラク」
- 「デザインがシンプルで部屋になじむ」
- 「タンクの水捨てがやや面倒」といったマイナス面も一部
▼Amazonでのレビューをチェック! 実際の購入者のリアルな声が参考になります
どちらを選ぶべき?こんな方におすすめ!
MJ-P180YX(新型)が向いている人
- 衛生面を最優先したい
- 家族やペットと一緒に暮らしている
- 最新モデルを使いたい
MJ-P180WX(旧型)が向いている人
- とにかく予算を抑えたい
- 抗菌仕様がなくても問題ない
- 除湿力が同じなら型落ちでOK

よくある質問
Q. サイズは大きいですか?
A. サイズは幅372×奥行281×高さ594mmで、家庭用の一般的な除湿器と同程度のサイズ感です。収納棚や洗濯機の横などにも置きやすい寸法設計になっており、狭い空間でも圧迫感が少ないのが魅力です。また、キャスターが前後左右に自在に動く設計なので、掃除や模様替えの際にも移動がスムーズ。力を入れなくても簡単に移動できるため、女性や年配の方にも扱いやすくなっています。
Q. 音は気になりますか?
A. 強モード時でも46dBと非常に静かで、図書館や静かなオフィスと同程度の騒音レベルです。夜間でも使いやすく、睡眠中の妨げになりにくいのが特徴です。さらに、夜干しモードや弱モードに切り替えれば、音をより抑えた運転が可能です。寝室や赤ちゃんのいる部屋、勉強中の子どもの部屋でも安心して使用できます。
Q. 抗菌加工って本当に必要?
A. 抗菌加工は、水が溜まるタンクや排水部分などに菌が繁殖しやすいことを考えると、非常に有効な機能です。特に梅雨や夏場など高温多湿な環境では、見えない菌の増殖を防ぐためにも、抗菌処理が施されていることでお手入れの負担が軽減されます。忙しい方や掃除が苦手な方にとっては、衛生管理がしやすくなるという意味でも非常に役立つ仕様です。
結論|MJ-P180YXとMJ-P180WX、どっちが買い?
両モデルともに除湿能力や主要な機能は全く同じで、対応畳数や運転音、サイズなども共通しています。
そのため、日常的な使い勝手という点では大きな差はありません。
注目すべき違いは、タンクまわりの抗菌加工の有無と、約3万円という価格差です。
抗菌加工が施されたMJ-P180YXは、水回りの清潔さを気にする方にぴったり。
お子さんがいるご家庭や、日々の衛生管理にこだわりたい方にとっては、大きな安心材料になります。
また、今後数年間使い続けることを考えると、初期投資として新型モデルを選ぶ価値は十分にあるでしょう。
一方、MJ-P180WXは抗菌加工こそないものの、除湿機としての性能はまったく引けを取りません。
基本機能を備えながらも大幅に価格を抑えており、「コスパ重視で実用的なモデルを選びたい」という方には非常に魅力的な選択肢です。
- 清潔さや最新機能を重視したい方にはMJ-P180YXがおすすめ
- できるだけ予算を抑えて購入したい方にはMJ-P180WXがおすすめ
どちらのモデルも、使う人のニーズにしっかりと応えてくれる優秀な製品です
。自分の暮らし方や価値観に合ったモデルを選べば、後悔することはないでしょう。
除湿機選びに迷っている方は、まずこの2機種から検討してみると、失敗のない満足いく選択ができるはずです。
▼除湿も衣類乾燥もおまかせ、コスパで選ぶならこれ
